まかせてネットEX

導入事例

不正検知サービスで不正を大幅削減に成功!

株式会社オーイズミフーズ
取締役 管理本部長 兼 総合企画室長 大庭紀久様
管理本部 監査部 田辺重一様
管理本部 監査部 星野典久様

まかせて不正検知サービス導入の背景

 弊社の監査部は、2名で構成されるチームにより、店舗巡回にて店舗を定期的に監査していました。具体的には、釣り銭準備金や小口現金の点検、各種書類の確認を1日2店舗平均で月に約80店舗行っていました。不正行為は内部通報によって稀に発見されていましたが、 “全店舗のレジ操作に関する取引ジャーナル(売上データなどを記録した帳票)データを活用した網羅的な不正チェック”は行われておりませんでした。業務量的にそれが可能な状況ではありませんでした。
 新型コロナウイルスの蔓延により、店舗を巡回することが難しくなったため、取引ジャーナルの確認を行うことにし、取り消しや値引きが頻繁に行われている店舗を対象に集中的に調査しました。その結果、様々な不正操作が発覚し、さらに調査を進めると不正のパターンが見えてきました。しかし、このような調査には膨大な時間と労力が必要であり、手作業では300店舗もの調査を行うことは不可能でした。
 そこで、売上や勤怠管理に関するシステムを導入しているジャストプランニング社に相談したところ、監査機能を活用した不正検知システムの共同開発の提案を受け、共同で研究することになりました。

導入効果

導入後、運用が定着するまで7~8ヶ月を要しましたが、その効果は顕著に現れました。従来は主に店舗巡回に力を入れていましたが、現在は同じ体制で月に70店舗の巡回を行いつつ、全ての店舗のレジ不正監査が可能になりました。
不正、あるいは不正とは認めないまでも疑わしい取引が検知されるたびに店舗に連絡し、取引内容を直ぐに確認する、こうした取り組みが周知された結果、実際の検知数は減少しており、抑止効果が大きいことを実感しています。

今後への期待

目指すべきは、早期検知により不正抑止を図り、不正が出来ない環境にすることです。不正手口も日進月歩なのでそれを追っていく必要がありますが、ジャストプランニング社の不正検知システムが他社飲食企業に広がることで、不正検知パターンが増えていくことは大変心強いです。
また、弊社では複数のPOSシステムを導入しており、今後もそのトレンドは変わらないと思いますので、POS機種が変わっても同品質に監査運用が可能になるシステム対応を期待しています。


株式会社オーイズミフーズ
居酒屋「わん」,「千の庭」,「かっこ」,「LOGiC」,「BENJAMIN STEAK HOUSE」等の飲食店を中心に国内外50業態327店舗を全店直営で展開中です。
今後も関わる全ての人の”しあわせ”の為に、居酒屋・レストラン以外にも多くの業態を展開し、挑戦し続けます。

まかせて不正検知について

「まかせて不正検知」では、主要POSメーカーの取引データ内の行動ログを分析し、不正操作ログを検知しチェーン全店の大量な取引に対して日次で監査することが可能になります。
さらに、「まかせて不正検知」では、業種業態によって異なる注文・会計方法に対する不正操作をパターン化し各社カスタマイズすることで検知精度を最適化いたします。
本取り組みにて、不正を速やかに検知するだけでなく、従業員の不正抑止にも大きな効果が期待でき、結果として従業員が気持ちよく働ける労働環境を作ることができるようになります。

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