現場から経営層まで。業務効率化と生産性向上を実現。
株式会社治元
代表取締役 塩田様
導入前の課題
各店舗で異なる種類のPOSレジを使用していたため、全店の売上データを一元的に把握することができませんでした。その結果、売上を確認するには店舗ごとに作業が発生し、統一的な運用の妨げとなっていました。POSレジの形式を統一し、店舗側のメンテナンス作業を削減する必要がありました。
複数システムの並行稼働による作業負担
売上管理、勤怠管理、受発注管理、社内ポータルサイトなど、複数のシステムが並行して稼働しており、現場ではそれらを横断して運用・メンテナンスを行う必要がありました。この複雑な運用体制により、現場には多大な負担がかかっていました。
データ管理と可視化の課題
管理システムを一元化し、店舗の売上やその日・その月の決算データを迅速に確認できる環境を整えることが急務でした。現場作業を効率化し、データ管理工程を削減することが大きな課題となっていました。
導入の決め手は?
月額費用にカスタマイズ費用が含まれている点
月額費用内にカスタマイズ費用が含まれており、業務改善のためのカスタマイズがスムーズに実施できる点が大きな魅力でした。
柔軟な対応と既存システムとの連携
カスタマイズに対する柔軟な対応姿勢や、既存システムとの連携が可能であることも評価ポイントでした。これにより、業務改善を目的としたDX化の実現が可能になることが導入の決め手となりました。
導入後の効果について
現場業務の効率化
日報作成などの日次作業が大幅に短縮され、現場の負担が軽減されました。その結果、担当者が約30分早く退勤できるようになり、働き方改革にも寄与しています。
本部業務の効率化
売上管理・勤怠管理・受発注のマスタ管理が一本化されたことで、本部従業員の業務効率が向上しました。短縮された時間を活用し、これまで手が回らなかったプラスアルファの業務にも着手できるようになりました。
経営層の活用
現場の担当者だけでなく、会長や社長など経営層も本システムを活用し、その利便性を実感されています。全社的な業務の見える化が進み、迅速な意思決定をサポートしています。
導入後のサポート対応
定期的な定例会を通じて、カスタマイズ要望や案件管理の進捗状況が共有されており、開発スケジュールを把握しやすい体制が整っています。
今後の展望
POSの切り替えと「まかせてネット」の導入により、作業負担の軽減を第一目標として取り組み、運用負担が大きく改善されました。一方で、「まかせてネット」に関しても、現状に満足せず、常に運用改善を意識し、最適な形を模索し続ける必要があると考えています。
また、現在もいくつかのシステムが分かれている部分があるため、業務改善を進める中で、コンプライアンスを遵守しつつ、将来的にはシステムを統一する方向で検討を進めています。
株式会社治元
もともと1店舗の酒屋としてスタートしましたが、そこから飲食事業へと参入しました。居酒屋の料理では「熱もの」と「冷もの」の両方を提供しており、その中でも「焼き物」には以下のような特徴があります。炭火たんとと 和くら
網焼きによる焼き物を特徴としており、干物や牛タンなどを提供しています。特に素材にはこだわり、大きな干物やとろさば・とろあじなど、家庭では調理が難しい高品質な魚を扱っています。お好み焼き・鉄板焼 わらい
鉄板焼きを中心とし、お好み焼きや焼きそばなどを提供。家庭的な味わいを持ちながら、独自の魅力で展開しています。室町 干物食堂 めしさんど
和くらと同様に、手間のかかる大きな干物を短時間で美味しく提供するなど、新たな業態として挑戦を続けています。創作居酒屋 ほっとけや
料理だけでなく、店構えや器にも徹底的にこだわり、特別な空間を演出する業態です。
※その他業態多数あり
コロナ禍を経て、これからもたくさんのお客様にご来店いただきたいと願っています。しかしそれ以上に、一度ご来店いただいたお客様に「また来たい」と思っていただけるようなサービスの提供を目指しています。そのために、以下の取り組みを大切にしていきます。
- 店長が率先してお客様を大切にする接客を行い、その姿勢を従業員が見習えるような環境を整える。
- 従業員が安心して働ける職場、やりがいのある職場をつくり、社員の子どもたちが「親の会社で働きたい」と思えるような、働きやすい会社を目指す。
- 日々の業務を「これまでと同じだから」と過信せず、「本当にこれで大丈夫か」と確認しながら進めることで、より良いサービスや安全性を確保していく。
これからも、お客様を第一に考え、常に進化し続ける店舗運営を心がけてまいります。